何か「これ」というきっかけがあった訳では無く、大量に積み重なった結果、辞めると言う選択に辿り着いたという事です。小さい事から大きな事までいろいろありました。
自分の得意分野を生かしたいとか、会社に従属せずに生きたいなどの理由以外で言うならば、今のままでは「死ぬために生きている」状態から抜け出したかったというのがあります。エヴァではないですが「どう死ぬか」みたいな。
来月の餌に飢えない為に、今月働くような状態。でもそれって働けなくなったら死ぬしかないんですよね。年金で生きていけるでしょうか。仮に生きていられたとしても、生きているだけです。脳死と同じじゃないかと。
そもそも年収にして250万ぐらいでしょうか。ちなみに聞くところによると、ここから2段階昇進しても、給料は左程変わらないらしいです。仮に300万になっても、のしかかる責任と求められる力量は計り知れません。今の段階でもキツイのに。
そもそも、そんな年収では自分が生きるので精一杯・・・どころか、老人になったらもはやホームレスになってもおかしく無いです。生活保護とかあるにしても。一応、親からは大学の費用とか出してもらってる訳で、返せとは言われていませんが、施されたままでは癪じゃないですか。
とは言え、現状のままでは無理。というか破綻する未来がほぼ確実。故に別の道です。別の道が成功するとは限らないし、むしろ逆効果になるかもしれません。ただ、このリスクは取るに値するリスクだと思います。そもそもが日本なんで。
イラストレーターで成功すれば年収1000~2000万と聞きます。しかし、今の仕事で(実質自分の限界まで)上り詰めたところで、300万台そこら。しかも重責。同じ苦労するなら、得意分野で。むしろ今まで何故今の仕事にこだわっていたのか・・・。いや、イラスト関連はもう諦めていたんですよね。
ただ、ここに来て「液晶タブレット」という製品が道を切り開いてくれました。まさかここまでのものだったとは。それまで、シャーペン画→スキャン→ゴミ取り作業でようやく線画まで辿り着いても、着色はマウスなので思うように描けないで疲労。そんな状態をごっそり取り除いてくれる最強のアイテムでした。
そんなこんなで、今と言うタイミングです。幸い、収入無しでも1月ぐらいまでは耐えられる状態にいます。約半年ですね。それだけあれば、見極められるというものです。結果、フリーランスで生活できないとしても、どこかしらに就職すればいい。する気は無いですが。
最悪就職できなくても、生活保護やら自己破産やらという最終手段もあるのですから、メンタル的に病む必要も無し。死ぬ訳じゃない。怖いのは「死ぬために生きる」事。
【更新履歴】
2020年7月1日 作成・公開
コメント
hiroさんはじめまして。
フリーランス関連の記事が興味深く、以前からブログを拝見させていただいています。
私自身もイラストレーターを目指しているのですが、
若くはない年齢とどうしてもお金の事を考えてしまい、
なかなか現状を抜け出せずジレンマを抱えているので
hiroさんがフリーランスとして生計を立てる為に頑張っている姿に勇気づけられます。
成功する事をお祈りするとともに、
心強い存在としてブログの更新をこれからも楽しみにしています。
突然のコメント、失礼いたしました。
>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
いやいや、温かいお言葉痛み入ります。
一度は諦めた道ですが、人生最後の挑戦として頑張ります!